さよなら。ゆでたま号、ポニータ号。【ヨピリュウ南米冒険記#26】
みなさま、お久しぶりです。
アマゾン川の奥地で毎日ビールを飲んでいるプー太郎、私です。
みなさま本当にお待たせしました。冒険譚を綴っていきます。
更新できなかった理由は山ほどあってどこから説明したらいいのかわからないくらいなのですが。
とりあえずいきましょう!
前回の回想
ボリビアとペルーの国境に差し掛かり、問題なくイミグレは通過できたヨピリュウ。しかしまさかの税関で引っかかりバイクが入国不可能なことが判明。イミグレのおっちゃんが冗談でバイク売ってくれと言っていたことを思い出し、交渉したところOKが出た。。。。。
さあ。イミグレのおっちゃんがOKと言っても全くどうなるかわかりません。
おっちゃんが何人かに声をかけると。。。
いきなり国境でオークションが始まりました。
買い手はなんとか見つかりました!(ちょっとヤンキーっぽい黒のフード被ってる彼です。)
話を聞いていると買い取るからとりあえず家族がいる10km先の家まで来いとのこと。
んー。怖ー。まあ、でも国境の職員だから大丈夫か。彼の実家まで向かいます。
ペルーでは走っちゃダメなのでは???と思い、警察さんに行ってもいいのか聞いたらヘルメットくれたらいいよという謎の要求をしてきたので謎の賄賂をあげて進みます。(クソ適当です。)
ずーっと。。。走ります。
「もうちょっともうちょっとで着くから。」と嘘ばっかり言ってくる買い手。
大丈夫かー。と思いながらももはや危険とかそういう次元じゃない山奥まで到着。(とりあえず殺されなさそう。)
30km走りました。プーノという次の目的地に着きそうです。
到着。
するとそこでは40〜50人単位のでかい一族の集会?ご飯会?的なものが開かれてました。買い手のオカンっぽい人がすげえうまい羊のスープを食べさせてくれます。
もう意味不明です。
どうやらいい人たちみたいです。んー感謝!!!
でも買取はまだです。ついに交渉が始まり、
4万と言われてたものが3万になり(ポニータ)、3万と言われてたものが2万になり(ゆでたま)なんとか交渉成立です。
実際そこらへんに捨てることも検討してたので正直この出会いはめちゃくちゃありがたいものでした。めちゃめちゃ交通費の足しになります!
ペルーで5万っていったら相当なもので、都市部で平均月収10万ほどらしいのでこの家族の財力はスゴイです。ありがとう〜!
っと。思ってたらあたりはもう暗いです。なんとかテント張らせてくれないかきいて見たところ。ウチに泊まっていいよ。とのこと。
感謝!!!!!
旅してるからなのか、優しい人と出会うことのできた運が原因なのかはわかりませんが、人の優しさが沁みます。。。
そして、なんと南米初のホームステイになったのでした。(いままで野宿を多用しすぎてカウチサーフィンを使わなかったので。)
そんなこんなで夜は拙いスペイン語でちょっとだけお話をし、マテ茶をご馳走になり、綺麗な夜空を見ながらのんびりしました。(なんせ街灯がないもの)
んー。
これこそTHE大冒険。
さようなら。そして今までありがとう!
ゆでたま号!ポニータ号!
ヨピリュウラスト!次!